Kindle本を出版してみよう!Web制作者のためのHTMLによるKDP(Kindle電子書籍出版)の流れ

Kindle本を月間30冊以上読んでいるヘビーユーザーの山崎レモンサワーです。

今日は読むだけでなく、実際に出版してみようという事で、出版の方法をまとめてみようと思います。

Web制作などをしていない方は、WordやGoogleドキュメントをコンバートするというやり方が、第一選択肢になるかと思いますが、私はフリーランスでWeb制作をしているので、HTMLやCSSを用いて電子書籍が出版できるようなフォーマットに仕上げるというテーマで調査し、記事にしていきます。

HTMLを利用してKindle本を作るための前準備

必要なソフトウェア

・HTMLからmobi※に変換する為の「Kindlegen」(Amazonが提供する無料ソフト)
・mobiを確認する為の「Kindle Previewer」(Amazonが提供する無料ソフト)
などのソフトが必要になります。

※mobiはAmazon kindleストアで販売・配信される為に利用されている電子書籍フォーマットの1つ

・HTMLファイルを書いていく為のエディタソフト
メモ帳でも良いですが、正規表現が利用できる秀丸・Terapad、見た目をプレビューできるオーサリングツールが良いと思います。文字コードはUTF-8で編集しましょう。
自分は、Sublimeという高機能エディタを利用しています(おススメ)。

・画像編集ソフト
これは自分としてはPhotoshopをお勧めします。
凝った装飾・デザインなどをしなければフリーのソフトでも大丈夫です。

必要な資料

・Kindleがオフィシャルに出している最新のガイドライン(Kindle パブリッシング・ガイドライン )を確認するようにしましょう。

コンテンツをまとめ本としてKindleで出版するまでの流れ

AmazonのKindleダイレクト・パブリッシングプラットフォームへの登録

個人出版をする場合、AmazonのKindle ダイレクト・パブリッシングプラットフォーム (KDP)に登録します。

パブリッシングツールを使用すれば、本を電子形式に変換してAmazon Kindleストアで販売することができるようになります。
コンテンツをアップロードし、内容紹介と価格情報を入力すれば、すぐに出版することが可能です。
登録・詳細はについては、
http://kdp.amazon.co.jp をご覧ください。

Kindleの出版者向けツールを利用してKindle本を作成する

出版者は、Kindle出版者向けツールを使用して、HTML、XHTML、およびEPUBファイルからKindle本を自分で作成することができます。
※Word(doc/.docx)形式の原稿をインポートすると、電子書籍が簡単に作れるKindle Createというツールもございますが、ここでは割愛します。

KindleGen

KindleGenは、AmazonのKindleストアで販売できるKindle本を作成するためのコマンドラインツールです。
HTML に精通し、HTML、XHTML、XML(OPF/IDPF フォーマット)、または ePub ソースを Kindle本に変換したい方に最適なツールです。

Kindle Previewer(プレビューア)

KindleプレビューアはKindle デバイスおよびアプリで、本がどのように表示されるかが確認できるいわばエミュレータソフトです。
簡単にKindle本のレイアウトをプレビューで確認でき、どのようなテキストの向きやフォントサイズでも適切に表示されるかなど確認する事ができます。

Kindle本とはすなわちmobiファイル!mobiファイルについて説明します

mobiファイルとは?どうやって作るの?

mobiファイルとはAmazonKindle専用の本の形式です。
「Kindle本」そのものの事です。
Kindle用の本を作るというのはこのmobiファイルを作ることを意味します。
mobiファイルはいくつかのファイルをまとめて圧縮・変換したもので、基本的にはepubに準じたものですが、一般的なepubとは異なりAmazonKindle独自の仕様が加えられていいます。

本を構成する個々のファイルは特殊なものではなく、一般的なテキストファイル、HTMLファイル、画像その他メディアファイルなどです。

Webの制作をしている方であったり、Webの知識が少しでもあればWordからコンバートソフトを使って変換をかけなくてもすぐに作れます。

これらファイル群を一括して圧縮・変換し、Kindle本(mobiファイル)にするのに専用のソフトが必要になります。

ファイル圧縮・変換にはAmazonが提供している無料ソフト「Kindlegen」、「Kindle Previewer」を使用して作成・確認します。
Amazonからすぐにダウンロードできます。

mobiファイル、ファイル構成

mobiファイルを作る為のファイル構成を説明します。

OPFファイル(圧縮情報ファイル)

mobiに圧縮するファイル情報を伝える指定を記述をします。
この情報をもとに他のファイルの圧縮が行われ、Kindle本が出来あがります。
このファイルがきちんと作れれば、それ以後は普通のHTMLの簡単なホームページ作り程度で済みます。

NCXファイル(目次情報ファイル)

目次情報の項目、並べ方など指示するファイルです。一般的にToc(Tableofcontents)と言われているものです。いわゆる目次だけでなく、本内で主要な項目を何でも記載することが出来るようです。頻繁に開くようなページ、図表等の資料掲載場所等を記載することも可能です。このファイルによって作られた目次情報を利用することで本内を自由に動くことが出来るようになります。このファイルは完成した本の中の見える場所には出てきません(本の中の目次ページとしては出てきません)。ナビゲーションウインドウナビゲーションウインドウなどで、必要な時に呼び出されて使用される目次情報ファイルです。

HTML目次ファイル

普通の紙の本の目次と同じ、HTMLで書いた目次ファイルです。これもTocと言われます。Kindleでは上記のNCX目次と、このHTML目次の両者を要求しています。このファイルは本の一部となり、本の中に目次ページとして表示されます(実際は本の本体とは別ですが、見かけ上そうなります)。

本の内容ファイル(複数可)

本の本体となるファイルです。本の内容となるものをHTML,Xhtmlなどで作ります。長い本の場合はいくつかに分けて作ったほうが分業などができて便利です。

画像、その他(複数可)

本内で使用する画像等のファイルです。一般的にはフォルダーを作ってそこにまとめて入れておきます。

以上がファイル構成です。
これをKindlePreviewerでOPFファイルを指定して上記のファイル類をmobi変換してKindle本にします。

mobiファイル構成(配置)

上記ファイルは適当に配置してもらえば大丈夫ですが、一般的には簡単なホームページなどを作る時と同じような配置となります。元となるフォルダーを作り、その中に全ファイルを入れます。

画像等だけは更に下位のフォルダーを作りその中にまとめます。
最終的にはOPFファイルを指定してmobiに変換します。OPFファイル内には必要なファイルの配置(ファイルパス)が記載されている必要があります。
Kindle本は基本的にシンプルなWebサイトを作る工程と変わりません。
Web制作をされている方なら難しい事はなにもないと思います。

普段ホームページを作る要領でサイトを作ります。
そして、その中にOPFファイル、HTMLファイルも作ります。
完成したら、KindlePreviewerでそのOPFファイルを指定して変換させればKindle本が出来上がります。
ここまでで、準備段階の事に関してはほぼ説明終了です。

◆最低限必要なファイル構成(ファイル名は任意)
manuscript.html (本文)
manuscript.opf (定義ファイル)
manuscript.nav.html (専用リーダ向け目次)
manuscript.jpg (カバー画像)
kindlegen (mobi作成ツール)

原稿本文の内容ファイル(manuscript.html)を用意

		
原稿本文の内容ファイル(manuscript.html)



タイトル




タイトル

テキストテキストテキストテキストテキストテキスト
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タイトル

タイトル

著者

テキストテキストテキストテキストテキストテキスト

目次

見出し見出し

1章本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文

2章本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文

見出し見出し

本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文

見出し見出し

本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文本文

OPFファイル(圧縮情報ファイル)を用意しよう

OPFファイル(圧縮情報ファイル)


 


書籍タイトル
著者名
JA



cover.jpg













    
    
    


HTML目次(manuscript.nav.html)

実際にKindle本にしてみよう

mobi作成ツールkindlegenから実際にKindle本にしてみましょう。

まずは、その前にまずは本を書かなければ。

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