電子書籍フォーマット規格を知ろう|Kindle規格のAZW(MOBI)/Topaz、Apple、Googleが推すePub規格

どうも最近、実際に自分でもKindleで本を出版してみようという事で、情報を収集しまくっている山崎レモンサワーです。

色んな規格や作成の選択肢が登場してきたので、あえてここだけ押さえておく必要があるという情報を厳選してまとめます。
あまり必要に感じない情報は一切カットです。

電子書籍フォーマット規格

Kindle規格のAZW(MOBI)/Topaz

Amazonが提供している利用者の多い電子書籍プラットフォーム「Kindle」は、「AZW」と「Topaz」2つの専用電子書籍フォーマットに対応しています。
Kindleはバージョン2(Kindle 2)からPDFをサポートしていますが、Amazonで販売されている電子書籍タイトルは、AZWかTopazのいずれかで作成されたものです。

AZWは、仏Mobipocket(2005年にAmazonが買収)が開発したフォーマット「MOBI」をベースとしています。
DRMのサポートが追加されたことと拡張子が異なることを除けば仕様に違いはほとんどなく、Kindle端末でもMOBIファイル(.mobi/.prc)を閲覧できます。

表示はリフロー(端末や閲覧ソフトの設定に応じて画面あたりの文字数を自動調整する可変レイアウト)を基本としおり、ハイパーリンクでウェブにアクセスすることが可能です。
Web制作者ならわかりますが、Webページとほとんど同じことです。
Mobipocketと同様、HTMLをソースに制作されることが一般的ですが、ePubをAZWに変換してKindle本とする制作者やユーザーも多いです。

2008年後半に投入された新フォーマット「Topaz」(.tpz)は、フォントの埋め込みをサポートしました。
そのぶんAZWに比べファイルサイズが大きく、表示速度に劣る傾向があります。
AZWの作成用には、HTMLを素材として手軽に作成できるツール「KindleGen」が登録の必要なしに無償提供されていますが、Topaz用は一般公開されず契約を交わした企業に限定されています。
つまり、個人で出版しようとしする人は「Topaz」の事は名前だけ覚えておけば大丈夫です。

Kindleは、専用端末以外にもWindows/Mac OS Xやスマートフォン(iOS/Android)上で動作する閲覧ソフトを無償配布している。読者情報や読んでいる途中のページ数は同期されるため、Windows/Mac OS X用ビューワーで読んだ続きをiPhone/iPod touch/iPad/Androidで読む、という使い方も可能になります。
この機能はフォーマット側でサポートされているわけではありませんが、どこでも買えるし読めるという、Kindleのポリシーを支える重要な要素となっています。

Topaz、Apple、Googleが推すePub規格

AppleのiPad/iPhoneやGoogle eブックストアなどが採用する「ePub」は、電子書籍関連企業で構成される米国の標準化団体IDPFが策定を進める電子書籍フォーマットです。

ウェブで実績のある技術を電子書籍に転用し、XML/XHTMLをベースにCSSでレイアウトを行なうことで、電子書籍としての体裁を整えることが特徴となっています。

ロイヤリティーのないオープンなフォーマットであるうえ、Apple、Barnes & Noble(Nook)、Google、ソニー(Reader)など多数の企業が対応していることもあり、世界に向けて発信できる電子書籍フォーマットのひとつとされています。

Appleが「iBooks」でePubをメインの電子書籍フォーマットとして採用すると発表し一気に注目が集まりました。
表示はAZW(MOBI)同様、リフローが前提で、表示装置の違いによる制約は少ないです。

ウェブの技術をベースとしてします。
こちらも簡単なホームページと仕組みはまったく同じです。

ただバージョン「ePub3」では、縦書きがサポートされます。
日本人メンバーを中心に構成されるIDPF内のグループ「Enhanced Global Language Support sub-group」(EGLS)の働きかけにより、縦書きを可能にする2つのライティングモードがCSS3に採用されることが決定しました。
禁則処理や傍点についても対応が進み、日本語のサポートは大幅に向上しました。

ePub3では、HTML5の機能が多く採用されました。
ルビの表示や動画の埋め込みは、HTML5で規定されているものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です